40代、めっちゃ楽しい。
……とはいえ、世間的にはオッサンですよね。
皆さんこんばんは、ひいじいCAFEミッドナイト通信のお時間ですよ。
若い頃は『老い』というものに多少の恐怖を覚えておりました。
自身がその頃、思っていたイメージとしては体も動かなくなるだろうし、遊ぶ時間も無い。
ただただ毎日、仕事に追われる生活だけに生きる絶望の日々を送るのだろうと。
でもですよ、
実際40になってみるとそうじゃなかった。
もしかしたらワタクシが『ススキノの住人』という、ちょっと特殊な立場にいるからかもしれません。
と、ここススキノでは他の地とは違い、会社的に中堅と言われる30代は
若造。
世間的に20代の扱いと言っても言い過ぎではないんじゃないかという認識です。
自身、酒屋として数多くのスナックさんを回っておりますが、店でキャストとして働くお姉さんも30代だと
お姉ちゃん。
『あー、若いねー』って感覚です。
40歳になってやっといっぱし、50代は中堅、60歳になってやっとベテラン、そんな感じです。
自身、37歳で店を立ち上げましたが、お客さんに歳を言うと
『若いマスターだねぇ』
なんて言われましてね、結構軽く見られてました。
……まぁ、ワタクシに貫禄が無かっただけって話でもありますが。
それはともかく、40歳をちょっと超えて個人的にですが感じることは
周りの目を気にせず行ける店が増えた。
ススキノには多くの飲食店があります。
接待の場として使われることもありますので、寿司屋などは高級店も結構あります。
配達で行っただけで実際そこで食事をしたことはありませんが、30代の頃だとお客さんの年齢層や社会的地位が高そうな人ばかりなので、自分みたいな若造だとちょっと場違いかなぁなんて思うこともありました。
しかしながら、
40になった頃からお客さんからも若造扱いされることもほぼ無くなり、高級店に行ってもそれなりに形になるんじゃないかなぁなんて自然と思うようになりましてね。
ひょんなことからススキノの住人になったことで考え方が変わる転機となりましたが、それに伴い『老い』に対する漠然とした恐怖って無くなりました。
とまぁ
若い時は若いなりの、年齢を重ねた時には重ねたなりの楽しみってあるんだなぁと、そんなお話。