冷凍丸肉。
幼い頃、母が言う『今晩は焼肉よ~☆』の言葉にどれだけ心が躍ったことか。
どうも! ひいじいCAFEミッドナイト通信ですよ。
つっても、もう朝なんですけどね。
とまぁ、学校終わって晩御飯の時間、食卓にドンと置かれるのは
ホットプレート、そして冷凍丸肉。
というか、読まれている方々の中に『冷凍丸肉とはなんぞや?』と思われる人もおられるかもなのでちょっと補足。
これ、正式名称じゃあないんです。
ワタクシがそう呼んでいるだけのお話。
まぁ、画像を見て貰えば一発ですね。ほーらよっと
ね? 丸いでしょ?
ちなみに気になってググってみたら『冷凍ラムロールスライス』って書いてました。
なるほどぉ~。
と、
昭和生まれで生粋の北海道民であるワタクシ、中学くらいまでは肉といったらジンギスカン、豚とか牛なんて年に数えることが出来るくらいしか口にすることは出来ませんでした。
そういうと本州の方からしたら
『いやー、さすが道民。羊愛がすごいねー』
いやまぁ、そうっちゃあそうなんですけどね。
当時、羊の肉は他より安かったんですよ。母親曰く。
高校生になったくらいで値段的にお手頃になったのか、食卓にも牛肉が登場するようになりましたが、初めて口にした時
世の中にこんな旨いものがあるのか。
なんて思ったのも良い思い出。
それからしばらく羊の肉は焼肉店で食べるくらいで、わざわざ買ってきてまで食べようと思わなかったのですが、歳取ると昔の味が恋しくなるもので、久々に家でも食べたいなーなんて思いスーパーの肉コーナーに行ってびっくりしました。
たっっっか! 高っか!
下手すりゃ豚肉の三倍。もはや高級肉。
どうりで食べ放題の店でも追加料金払わにゃ出てこんわけか。
それでもたまに羊分が摂取したくなるのは道民の性なんだなぁと思っておるわけですよ。
ちなみに、
家庭環境の影響もあり大学生になるまで『焼肉=ジンギスカン』だと思い込んでおりましてね、本州出身の友達に
「焼肉やろうぜ」
って家に誘って羊肉出したら『獣臭くて食えたもんじゃない』と、物凄く嫌がられましたし、『これは焼肉ではない!』って軽くキレられましたとさ。
てゆうか羊肉ってそんなに獣臭いっすかね。
いやでも、食べ慣れない方からしたら臭いんだろうなぁ。