推敲。
『マスターってさ、走ってる時って何考えてるの?』
どうも! ひいじいCAFEミッドナイト通信ですよ。
当店にある程度来られる方はワタクシが(なんちゃって)ランナーということは皆、知っております。
ですので、たまにですがこういった質問を受けることがあるんですよね。
まずは結論から言いますと
楽しいこと。
基本、ブログのネタもこの時に考えてます。
テーマを決めて、大雑把に文章の骨組みを考え、そこから話の流れを詰めてゆくんですよね。
ワタクシの場合、ある程度の距離になると余計な邪念が入らなくなるため結構スムーズに推敲を重ねることが出来るんですよ。
とはいえねぇ……
最初の2㎞までは邪念が入りまくりですよ。
てか、ワタクシが言っても信ぴょう性に欠けるとは思いますが、ぶっちゃけ走りだしたことを心底後悔しつつ、いつ止めよう、どこで止めようと、そんなことが頭を巡ります。
しかも、
嫌な事があった日は尚更です。
対象の人物に脳内で『小型二輪に微妙な角度で轢かれろ!』的な呪詛の言葉を唱えつつ走っておる次第ですよ。
ですが、
2㎞を超えたあたりから、そんなことが次第にどうでも良くなってくるんですよね。
それまで『死には至らないけど結構ダメージが大きい呪い』をかけていた人物は頭からするりと滑り落ち、そのことについて考えを巡らせようとしても脳内のステージに置けなくなるんです。
とはいえ、
そんなツルツル滑るステージにも楽しい事はしっかりと安定して立ってしまうんですよ。
ブログのネタしかり、次の休みの日に嫁とどこに行こうかとか、ワクワクするようなことだけは頭が鮮明に働き、いつもより考えが良い案が浮かぶから不思議です。
やはり、
脳内麻薬が出っぱなしになるということで定評のあるランニングですが、走ることで負の感情がマヒしてしまうんでしょうね。
それと同時に超合法の麻薬みたいなものなので、病みつきになってしまうというのも伺えます。
ワタクシ、
どっぷり喫煙者ですが何かの拍子で麻薬が合法になっても多分、手は出さないんだろうなぁ。
なんて思いつつ今日も走っておるわけですね。