野犬みたいな人からは全力で逃げたい。
あの頃は若かった……。
どうも! ナッツ類を食べだすと止まらないススキノの父です。
ワタクシが大学に入学した1996年、世間は空前の音楽ブーム。
当時は人気歌手やバンドがCDをリリースしたとなればミリオンヒットは当たり前、ブーム全盛期はダブルミリオンを叩き出す方もいました。
まぁ、
そんな中、流行りに乗っかりバンドマンになりました。
髪の毛を真っキンキンに染め耳にはジャラジャラとピアスを付けてですね、ピチピチのTシャツを着ておりましたよ。
その頃はそれがカッコいいと思っていたんです。
と、今回のお話は
着衣の乱れは心の乱れ。
に、ついてです。
まぁ、そんなことを書いているワタクシも学生時代に教師が口すっぱく言っていた上記の言葉に疑問を感じておりました。
高校までは超マジメな学生で校則はきちんと守っておりましたし、そのことに何ら不満を持ってはいなかったのですが『服なんてだらしなくても心の持ちようじゃね?』なんて思っておりましたよ。
それから時は流れ流れて、
現在、自分の店を持ち色々なお客さんと接する立場になって、やっと教師が言っていた理由がわかりました。
当店、一見さんはお断りをして居ないため、始めましての方が飛び込みでやってくることが結構あります。
で、
自身の店の立地がススキノも深いところにあり、更に路地裏という場所まで足を延ばそうなんて考える方で相当夜の街を遊び慣れているようにお見受けできます。
それもあり、飛び込みのお客さんの9割以上は飲み方も綺麗ですし、そんなお客さんに当店は助けられておりますよ。
ですが
どうしても、ごくごくすごーく稀に『ヤバい人』というのが紛れ込む場合がありますしてね、嵐は突然やってきます。
開始の合図は概ね店のドアを『バァン!』って乱暴に開けられるところから始まります。
そしてそのまま椅子にドカっとふんぞり返る感じで座り、偉そうな喋り方で開口一番
『マスター、酒あんの?』
ススキノの住人になって10年、酒屋の立場でも数々そういったシチュエーションに直面しましたが、未だに慣れないですねぇ。
更に、下手したら殴りかかってきそうな雰囲気も醸し出す方もいらっしゃるので、いやホント、出来ることならば関わり合いになりたくないというのが本音でございますよ。
で、ですね、そんな方には共通点があります。
衣服に清潔感が無い。
ヨレているなんて当たり前、もうね、ススキノに飲みに来る格好じゃないんですよ。
いやね、何も高い服を着ろと言っているワケじゃあないんです。
そういった方の服装は結構、休日に近所のコンビニへ行くような格好をしている上
パっと見から不衛生。
とはいえね、こんなことを論じているワタクシとてプライベートでススキノに飲みに出る時には夏はGパンポロシャツですよ。
ブランド品なんて所持しておりませんし、しっかりスーツを着ているわけじゃあないので偉そうなことは言えません。
が、しかしながら
『着衣の乱れは心の乱れ』とはよく言ったものだなぁと思ってます。