メリット、デメリット。
慣れたらそんなに。
どうも! 最近服装が秋仕様になったススキノの父です。
今回は『冷凍ストッカー』のお話。
大家族でも無い限り、なかなか一般家庭には置かないであろうこの什器(じゅうき)ですが、個人で経営する夜の店にはほとんどあります。
ちなみにウチにあるのがコチラのタイプのものですね。
あくまで個人の感想ですが、実際置いてみて思ったのが
使い勝手悪っ!
上からしか物を取ることが出来ないため氷と冷凍食品を混在させたりすると、まぁ大変。
当店の場合、出る頻度の理由もありまして、食品の上に氷という配置になっております。
ですので、稀ですがフードが出ると氷を全部出してから取り出す形となり、状況によっては
とっても面倒。
しかも、内側を照らす灯りも当たり前のように無いため、当店のような薄暗くしている店では手探りで物を探すということになってしまいまさぁね。
とはいえね、ウチは氷しか入れませんよーという店舗でしたら、そこまで不便さは感じないかもしれません。
もう一つ、困ったことは
霜がめっちゃ付きます。
びっくりするくらい付きます。
一般の冷凍庫たいに、扉の周りをゴムパッキンで囲ってあれば霜がつくスピードは遅いかもしれませんが、このタイプ、
蓋の周りはノーガード。
フワッと乗っているだけなので、外気が入り放題。
ウチは路面店なので、外気の影響をモロに受けます。
雨が続く時期は空気が湿気るので、みるみるうちに蓋のすぐ内側に氷の彫像が出来上がっているなんてこともあるんですよ。
その霜取りもまた面倒でねぇ……
大きな塊は一番小さいマイナスドライバーを隙間に差し込んで、ちょっと叩くとベリっと剥がして取ります。
んで、奥の方に薄くついた霜については、そのまま突き進むと壁面を傷つけてしまいそうなので、氷屋さんに聞いたら『ゴムハンマーで叩くと良い』というアドバイスを受けましてね、ゴンゴン叩いておったわけですが、どうも綺麗に取れない。
どうしたもんかなぁと、あれこれ探しておったら丁度よいのがありました。
それは100均のもんじゃ焼き用ヘラ。
これが優秀で自身、金属製じゃないものを使用しておりますが、思いのガシガシ取れるんですよ。
霜取りに悩んでいる方は是非、お試し下さい。
……とは言ってみたものの霜取りに悩む家庭は無いよなぁ。
とまぁ、この冷凍ストッカーについて色々ディスってしまいましたが、ちゃんとメリットもあります。
それは何より
省スペース。
の、割りに物が入るっていうこと。
余計な仕切りがないため、コンパクトに大容量を実現しておるわけです。
特に、当店みたいに極小の営業面積だと普通の冷凍庫なんぞ入れようものなら下手すると
カウンターから出られなくなります。
まぁ、この形にも理由があるってものですよ。