対話。
『オットってさ、筋肉と会話って出来るの?』
どうも! ゴールド免許を死守するススキノの父です。
とあるラジオ番組でDJが『筋肉と会話って出来るんです』っていいう発言を聞いていた嫁がワタクシに聞いてきたのが冒頭。
まぁ、自身は(なんちゃってですが)ランナーで筋トレ民では無いのですが、何かしらトレーニングをしていない人からすると一緒に見えるのかもしれませんね。
と、
ワタクシ、バーテンという立場上、国籍関わらず多種多様な方とお話いたします。
とはいえね、筋肉は言葉を発しないわけですからね。
いくら会話を稼ぐ道具に使っているとはいえねぇ、さすがに物言わぬ何かと話はねぇ……
できます!
断言してしまいますよ。
大事な事なので二回言います。
『で き ま す』
画面の前のアナタ、『コイツ、とうとう酒の飲みすぎで幻聴が聞こえやがったか』なぁんて思ったでしょ?
えぇえぇ、わかりますし別に失礼なことを言われているなんて微塵も思いません。
そんなワタクシとて、ランニングを趣味にするまでメディア等で筋肉と会話できるっていう人に対し
ヤベぇやつだわ。
なんて思ってましたからお互い様ですよ、実際。
ですが、ワタクシは大きく分類すると筋トレ民ではなくランナーですし、筋肉の声の聞こえ方も違っているとは思ってます。
ですので、これはあくまでランナーとしての、加えてワタクシ個人の聞こえ方と捉えていただけたらこれ幸いですよ。
で、
日々、ワタクシに話しかけてくる筋肉は主に下半身。
太腿(ふともも)と脹脛(ふくらはぎ)でして、後は筋肉では無いのですが膝(ひざ)ですね。
毎回11㎞強の行程ですが、走り始めから筋肉達が煩(うるさ)いです。
最初の2㎞なんて愚痴しか言いません
太腿『動くのマジだりぃ……』
脹脛・膝『上に同じ』
で、2㎞超えたあたりから筋肉達がこなれてくるのか、道によって彼らの声が大きくなるんですよね。
一例ですが、上り坂を走る時の適度な負荷がかかる時には
『ああぁぁぁぁぁ! ご馳走あざーっす!』
って声が聞こえる聞こえる。
後はですね、やはり日によって良し悪しというものがありまして、調子の良い日は
『今日はどこまでも行けそうっす! ペース上げても大丈夫っすよ!』
という声が聞こえますし、連走が重なり疲労が貯まってくると
『ペース落としてくれないと故障しそうっす!』
……といった、かなりの幻聴に耳を傾けつつワタクシはランニングを続けておるわけですなぁ。
皆さま
筋肉との対話、楽しいですよ。
是非、お試しあれ。