一人の男がバーのオーナーになるまで。 その2
どうも! ススキノの父です。
それでは第2回、やってゆきますよー
【date:2015.1.21】
-物件を見に行こう!-
バーのオーナーになるために必要なもの。それは『金』。
いやいやいや。
カネも必要だけど、とりあえず『箱』。いわゆるひとつの『店舗』
知り合いのビル管理会社の方に頼んで内覧しました。
懐具合と、営業形態をざっと説明して現地に移動。
「んー、お客さんだとこのくらいがちょうどいいのかな?」
うん、狭い。出たまんまの状態だから箱の状態はまー・・・
内装かけたらなんとかなるのか。
「で、こちらが契約時にかかる費用の内訳なんですが・・・。」
一枚の用紙を渡されて、書かれた数字を目で追い、一番下に掲載された合計金額を見た途端。
「!!」
鼻血が出るかと思った。カネ、ためよ・・・
と、思ったのが約2年前のことでした。
あと半年かぁ・・・まあ、なんとかなるでしょ。
□■□
「二年後を目処に店を持とう!」
と決めてすぐに、家賃はどんなもんか内覧することにしたんですよね。
ド素人経営なので店が広いと持て余すと思い、客席が詰めて10席、5坪くらいの箱を見に行った時のお話です。
ススキノの賃料って平均1坪あたり10,000円というのが相場ですね。
とはいえ路面店だったりビルの一階だったりすると、その例ではないです。
そのことは事前に知ってはいたのですが、そこから『管理費』『共益費』『エレベーター使用料』『看板掲載料』『水道光熱費』が乗ってくると総額がえげつないことになります。
その賃料で普通に家借りようと思ったら
駅近、4LDK、新築のタワマンが借りられます。
幸い、自身は運良く家賃と光熱費しかかからないビルに入ることが出来たので、そこまで払っておりませんが、それでも4LDK、築浅のアパートくらいは借りることが出来るくらいは払ってます。
いやほんと
テナント料って高いんですよ。