やる気スイッチ。
ぼんやりとした目的だと人間っつうモンは動かんのですよ。
どうも! ススキノの父です。
経営者をやっていると色々な手続きに追われます。
これが会計士と契約していたり、そういった手続きを専門に行う部署などを設置しているところでしたら、そこに丸投げっていうことも出来るのですが……
ワタクシはそうもいきません。
当然といえば当然、一人親方ですからね。
申告や申請などは全て自分でやらにゃあならんのですよ。
まず最初にぶち当たる壁が
確定申告。
以前、簿記を勉強していた経験もあっり、どこに何の金額を入れたら良いというのは分かっていたため、帳簿を付けたりは苦では無かったというのは幸いでしたが、ワタクシが税務署に提出する形式、『青色申告』は
まーぁ、めんどい。
毎年3月、税務署に赴き確定申告用のパソコンに手打ちですよ。
いちいち行くのが面倒で郵送や電子申請で済ます方法もあるのですが、正しい書き方をしないと受け付けて貰えないんですよね。
一応、そちらも調べてはみたものの、理解が追いつかず毎度毎度、税務署に足を運ぶっていう方法をしておりますよ。
ホント、
面倒なことこの上ないですしスルーしてしまいたいのですが、一応経営者という立場になってしまうと無視するってことは出来ないんですよ。
やらなかった時のペナルティってエグいので、しぶしぶやっているってのが本音ですね。
で、
今年はそういった手続きが無茶苦茶増えました。
そりゃあ世間を騒がせているこういった状況ですものね。
満足に経営出来ないこの状況を鑑みて、公的機関から様々な助成金等をいただけるのは、とてもありがたいことなのですが、その手続きが
まーぁ、めんどい。
今回2回目のめんどい、いただきました。
中でも家賃補助なんて申請者の心を全力で折りに来ているんじゃないかと思われるほどの面倒臭さですよ。
何でかというと、項目が多すぎる上に
絶妙に不親切。
書いてあることを読んでも何の資料を求められてんのかわからん! ってことと、打ち込んだ情報は間違ってはいないけど、記号や表記の微妙な違いで弾かれるというトラップが散りばめられておったわけですよ。
それでも、
窓口に電話をしたり、しかるべき場所に出向いたり、いやまぁ苦労しましたし時間もめっちゃかかりました。
とはいえ、
公的機関の名誉のために言っておくと、ある程度知識を入れつつ書いてあることを一つ一つしっかりと読み丁寧に入力すれば、誰にでも申請を通すことは出来るようになっております。
ただ、言い回しが多少難しいってところがありますけどね。
それをふまえて、
生粋のモノグサ野郎のワタクシがどうして何度も失敗しつつ、時間をかけても最後まで喰らいついていくことが出来たかってことですよ。
これは経営者となってから色々な面倒を乗り越えてきた経験から学んだこと、それはひとえに
ゴールと期間が明確だった
ということです。
あと、達成した時のリターンが労力に見合っているということも重要です。
確定申告については経営者として
やったら税金が控除される。
そして今回、例として挙げた家賃補助申請は、きちんと通すことが出来たあかつきには、いやらしい話ですが
お金が貰える。
ちゃんと明確なリターンが見込めるってことですよ。
これは経営ではなく全に言えることなんじゃなかろうかと思ってます。
勉強しかり、ダイエットしかり、目標と期間とリターンを明確にすることで押されるんですよ、自身の中に眠る
やる気スイッチが。