ひいじいCAFEランニングブログ

日々のランニングの記録です

やった気になる。

 ウオーキングは意味が無い。

 

 どうも! ススキノの父です。

 

 先日、Twitterウオーキングに対し権威ある学者が発した冒頭の言葉を、とあるユーザーが『こんなこと言ってはるよ』と、リツイートしているのを目にしました。

 本当はソースがあれば良かったのですが、いくら探しても埋もれてしまったのか見つからなかったため、これから綴ることは半分ウソと思ってくださいね。

 

ウオーキングはダイエットに全く効果が無く、更に悪い事に運動した気にだけなって食べる量が増えるから結局のところ無駄である』

 

 かいつまんで言うとこんな感じでバッサリ斬っちゃってるなぁと感じました。

 とはいえ、ウオーキングを否定しつつも読んだ限りですがウオーキングに似つつも体に負荷がかかる代替案を提唱されていたので、その辺は投げっぱなしじゃなく、ちゃんとフォローしているなぁと思ったのですが自身が思ったこと

 それは

 

 そもそも運動することに抵抗の無い人の話じゃね?

 

 って話ですよ。

 そして、運動に対し有識者が唱えるメニューが抵抗なく出来てしまう方ってそもそもダイエットすることに困ってませんよね。

 何かの理由で一時的に太ってしまっても、すんなりと元に戻せるポテンシャルを持っている方だと思います。

 でね、出来てしまった人は何故

 

 拙いながらも行動してみようかという心理に寄り添えないのか。

 

 これねぇ、結構居るんですよ。

 仕事でもそうですよ、色々な職場を転々としている時ワタクシ慣れない仕事でミスをする度メチャクチャ言われたのが

 

『俺が出来るんだから誰でも出来るはずだ』

 

 ハイ出ました! 謎理論。

 その言葉に何度、憤りを覚えたことか。

 確かに、仕事として給料が発生しているから出来ないことに対し甘えるなということもあるでしょう。

 その理屈はわかります。

 

 ただね、

 

 こちとらそれが出来たいんだよ、それなりに試行錯誤を繰り返してるんだよ、でも出来ないんだよ、その会社に何年も居るなら人の特性に合わせてちゃんと教えろ

 

 バぁカ!

 

 ……うん、落ち着こう、落ち着こう。

 いやまぁ、ワタクシとて会社員の経験もありますし、教育係をしたこともあります。

 中には根気よく伝えても仕事に対し、やる気が無いという部下も居ました。

 

 でもね、

 

 何人も教育している中、ここが得意でここが苦手という特性を把握しつつ教えていたら、ちゃんと育つんですよ。

 どうしても苦手なものはしょうがないし出来る人がフォローしつつ良いところを伸ばしていけばうまくいくってことが多々ありました。

 人は画一じゃない、頑張っても

 

 出来ること、出来ないことがある。

 

 そもそも適性があって、言われてすぐに出来た方にはその辺がごっそり抜けているという印象があるんですよね。

 とはいえ、仕事なら多少なりとも仕方ない部分もあるというのは認識しておりますし、現状の日本では育つまで適正に合わせ、ゆっくり見守る余裕がある会社ってのは少ないのかなと思うからです。

 

 ですが、

 

 冒頭の事例のようにサラリーの発生しない日常はどうでしょう。

 確かに、出来る方からすると効率を求めるのは至極当然のことかと思いますし、声を上げたいという気持ちもわかります。

 とはいえね、動くことは嫌いだけどダイエットのため手軽にウオーキングを始めてみようかなっていうその心意気、それを無下に否定するってのはどうよ。

 むしろね、

 

 いや、良く決断したよ! すごいよ!

 

 って褒めるべきじゃないですか?

 効率の良い方法を伝えるのは運動することに抵抗が無くなってからでも良くないですかね。

 ワタクシが言いたいのは初心者に対し、なぜ最初からハードルを上げる。

 その心理が理解できませんし、自身が感じるのは出来る人が出来ない人のもがき苦しむ姿を見て

 

 ただマウントを取りたいだけ。

 

 にしか受け取れないわけですよ。

 やろうとする決意の芽を摘んで何がしたいのかと。

 いやまぁ長々と語ってきましたが、上記は厳しく接されないとモチベーションが上がらないという方には不向きですし、そういった方がいるのも事実です。

 

 願わくば

 

 ダイエットを始めようとする方に対し、出来る人が出来ない人の気持ちを汲み取ってもらえたらなという思いから本投稿をすることとなりましたよ。