マジカヨ。
あの頃は若かった。
どうも! ススキノの父です。
ここ数年、すっかりダイエット民になってしまったためピザは滅多に口にしなくなりましたが20数年前、大学生だった頃は友達宅で集まってダベっている時に
『ピザ頼むか』
って会話を何度となく交わしておりました。
で、注文するのは決まって
10.4(テンフォー)
競合他社も頼める地域ではあったのですが、10.4に落ち着いてしまうのは何せかんせ
安さ。
いやほんと、他社より半額で同じ大きさのピザがやってきます。
当時、外食や出前をどこで頼むかという基準は若さ故もあって、安く、量が多ければ味は二の次三の次。
とにかく
安い! 量が多い!
これに尽きました。
とはいえねぇ、件の10.4は安かろう悪かろうというわけではなく
味も良し!
多い時には週3回は頼んでおりました。
そして、配達してもらうため電話をかける10.4に大学の同期で同じサークルのK君がアルバイトをしておりまして、注文の際には最後に一言
『K君お願いします』
って付け加えて電話を切っておりました。
まぁ当然、彼が来るわけですが、最初は普通にドアベルを鳴らし『お待たせしました10.4です(だったかな)』と、丁寧な感じだったのですが、サークル仲間がそれを面白がって彼を指名して配達を頼んでおりました。
とある冬の日、いつものように彼を指名し待つこと数十分後、ドアベルも鳴らさず彼が玄関の扉を開け
『おらぁ! てめぇらぁぁぁぁ!』
半ばキレぎみで部屋に入って来ましてね、そりゃびっくりしたのなんの。
とはいえ全く怒ってはおらず、そのまま居間に入ってくると正座で
『お待たせしました、ピザお持ちしました』
深々と頭を下げたわけですよ。
で、お代を払い彼を見送った後に、さぁ食べるかとネタで頼んだフルーツミックスピザの箱を見たところ太マジックで
たべられません。
って書いてあって2度びっくり。
当時は温かい生クリームソースの上に、はたまた生温かいフルーツ、そしてチーズのコラボレーションに舌が付いてゆかず、男4人ががりで余してしまったよ、って話を嫁に振ったら
『うっそ、フルーツのピザ美味しいじゃん』
って返事が来たので20年越しで3度目のびっくり。
良く良く話を聞いたら小さい頃の思い出の味なんだとか。
今現在はメニューに無いのですが、決してネタではなく普通に食べられているピザみたいですね。
で、
今回、話題とした10.4、ひょんなことから最近知ったのですが
北海道に本社を構える企業なんスね。
今まで全国区だと思っていたので4度目のびっくり。
まーぁ、よーっく見たらロゴの中に
北海道の形、入ってますもんね。
あー何かピザ食べたくなってきたわぁ。