ひいじいCAFEランニングブログ

日々のランニングの記録です

常識。

『お前こんなもんも分からないのか? 常識だろ?』

 

 どうも! ススキノの父です。 

 

 個人的なものですがワタクシは『常識』という言葉で相手をねじ伏せる行為を見ると、思わず眉をひそめてしまいます。

 何故なら、それは

 

 自身が散々言われてきたからです。

 

『そりゃお前さんが常識が無かっただけだろ?』と、思われるかもしれません。

 まーぁ、結論を出すのはもう少し待っていただいてですね、少しだけワタクシの体験談を読んでいただいてから判断していただけたらと思いますよ。

 

 と、

 

 自身、社会人となってから数多くの転職をしました。

 その原因は話題から外れるため割愛いたしますが、ワタクシの転職って会社を変える度に畑を変えるという、物凄く効率の悪い仕方だったんですよね。

 

 そうなると、

 

 小売りなら小売りの、営業なら営業の、そして、介護なら介護の常識というものがありますし、似たような業種でも会社によってルールって変わってくるわけです。

 挨拶の仕方や、はたまた会社で多くの時間を過ごすであろう自分の居場所ですら、会社ごとにルールて変わってくるんですよね。

 そのような慣例が長く居る人には『当たり前』となり、それが世間の『常識』と認識されるということがワタクシの肌間ではありますが、多かったのです。

 

 それもあり、

 

 自身が転職で会社を変える度、会社の慣習を告げられないままノーヒントで仕事を振られ、その場のトップの意にそぐわないことをすると

 

『何でこんなこともわからないんだ! 常識が無いのか?』

 

 なぁんて、きちんとした説明もないまま怒鳴られる。

 まぁ、そんなことがあっても何も感じない精神力があれば別ですが、豆腐メンタルのワタクシはすっかり怒られることに怯えてしまい仕事自体もガタガタ、会社での立場も悪くなり挙句の果てに辞職。

 

 と、

 

 ここまで読んだ方の中には『何甘えたこと言ってんだ?』って思われるでしょうし『必死さが足りないからだ!』と吐き捨てる方もいらっしゃるでしょう。

 ただ、そういった言葉を吐けるのは

 

 赤の他人だからです。

 

 その前に、ちょっと考えてみてください。

 貴方の大切な人……そうですね、親兄弟や相方や恋人、もしくは大切な子供が状況を良くしようと頑張っているにも関わらず『常識』という言葉で追い詰められ、心を病んでしまったり、はたまた最悪の選択をしてしまったとしても

 

 同じこと言えますか?

 

 よーく考えてみてくださいね。

 それでも精神を病んだり、最悪の結果を選んだ人に向かって笑いながら言えるのでしたら本物ですよ。

 他人にどう思われようが己の道を貫いた方がストレス無く過ごせると思います。

 

 とまぁ、

 

 話は逸れましたが、今まで培ってきた『常識』が通用しないことについて数々の転職をする度、どういうものか自身の中で一つの結論が出たんですよね。

 それは

 

 その場で最も力を持つ人が掲げるマイルール。

 

 トップが変わればルールってものはホント、あっさりと変わってしまいます。

 経験上、持ち回りの休日出勤でトップが変わったというくらいでも、また然りです。

 確かに『常識』というものは会社で生きてゆく上で必要不可欠なものであることは確かですが、『どうしてこのような認識が必要なのか?』ということを納得が行くように説明できないとなると、押し付けている人の怠慢ですし、理解不足ですよ。

 

 理不尽な『常識の押し付け』

 

 そんな人はもう人ではありません。

 良く喋る虫とか草とかと同等の認識にしてしまえば腹も立ちませんし、そんなゴミみたいなものは素直に聞いた振りして心の中で舌出してりゃあいいんです。

  

 とはいえまぁ、

 

 そういったところを気にしてしまう人(ワタクシも含む)は、なかなか意識を変えるというのが難しいんですがね。

 徐々に、徐々に変えてゆきましょう!

 ワタクシもがんばります。