メガネは顔の一部です。
おはようございます。ひいじいCAFEですよ。
ここ一年くらい、物が見づらい。
とはいえ、裸眼でも日常生活は困りませんし、仕事に差し支えるかといえばそうでもないので放っておいたのですが、最近少し見えづら過ぎるなぁと思い、なんとなく休日を利用し重い腰を上げようかなと思ったわけですよ。
で、
最初に訪れたのは一般的に格安店と呼ばれる所。
接客も丁寧で好感を持てたのでさっさと決めてしまおうと思い、妥協できるデザインの眼鏡を見つけ購入しようと思ったのですが、いざ視力検査を受けてみたところ……
「お客様の視力は眼鏡をかけた状態であまり変わってませんね」
専門店特有のごっつい眼鏡をかけて少し見えやすくなったものの、は何となく見えづらさが払拭できませんでしたがプロが言うのならそうなのだろう。
うーむ、どうしたものか。
それならわざわざ買わなくてもいいんじゃね? と、思ったワタクシ。
「もう少し考えさせてください」
すごく良くして貰ったし好感の持てる店でしたが、決め手に欠けたので後にすることにしましてね、ついでの用事を済ませつつブラブラ歩いていた時に見かけたんです
自身の父は眼鏡といったら富士メガネ。
独立してからも格安店で眼鏡を新調したと言ったら「何で富士さんで買わないんだ」と、言うくらいの富士メガネ派。
しかしですね件の店はその筋では高級店、若い美空で手が出るといえば3,000円とか5,000円で買うことが出来る格安店に行かざるを得なかったですし、たかだか眼鏡なんぞに高いお金を払えるかってもんで、ずーっと安い店で買っておったわけですよ。
それをふまえて、
店内に入り、なんだかんだ接客をうけているうちに視力検査する流れになりましてね、別室に通されると一昔前の検査器具の前に。
適当に済ませて帰ろうかと思ったのですが、一旦検査に入ると担当された方が言う視力の検査がものすごく的確でした。
先ほどの格安店で出された診断のことはライバル店のことなので伏せていましたが、そのことを知っているかの如く専門店特有の眼鏡をかけた時のハッキリ見え具合といったら桁違いで驚きましてね。
その時気づいたのですが胸に光ネームプレートに苗字と共に書かれた
「認定眼鏡士」
という言葉を目にして
「認定眼鏡士って凄いんすね」
って不意に呟いたところ
「人にとって視力って大切ですからね、眼鏡ってとっても重要なんです」
的な事を言われました。
なるほどなぁ。
ひやかしのつもりで富士メガネに入ったつもりが、なんだかんだで予算の3倍くらいの値段で購入することとなりました。
とはいえ、人間40も過ぎると高い安いよりも質にこだわるようになるんだなぁと思った次第です。
父さん、やっぱ父さんは正しかったよ。