空腹、冷え、疲労。
と、いうのが風邪の三大要因。
どうも! ススキノの父です。
自身が10数年前に薬屋の営業マンだった頃、初日に上司から『覚えろ』と、言われたのがタイトルです。
当時は『ふぅん……』くらいの認識だったのでしたし、覚えたことで仕事の役に立ったか? と、いえば
皆 無。
とはいえ、薬屋だったのは一年足らずでしたが良くも悪くも内容が濃く、この頃に得た知識は今でも鮮明に覚えております。
まぁでも、
やりたいとは二度と思いませんがね。
とまぁ時は流れ、昨今は風邪の親玉みたいなものが世間を脅(おびや)かしております。
先ほど、国立感染症研究所のホームページで新型コロナウイルス(COVID-19)について調べましたが、世間を賑わせているウイルスは未知な部分が多いとはいえ根本の性質は
風邪と一緒。
なんじゃなかろうかという感想です。
確かに予防として手洗いうがい、人の手に触れるところのアルコール除菌も大切なことですがウイルス自体、大きさが直径約100nm……10億分の1メートル、単位が大きすぎるため何となくピンときませんが肉眼で見るのは
不可能。
いかに目に見えるところの除菌を徹底したところで限界があるっつーことですよ。
そもそも、ウイルスというものは人間が弱ったところに付け込んで繁殖しようとすることが目的なので、これまた厚生労働省のページを参考に感染に対する死亡率を見たところ50~69歳では3%前後、70歳を超えるとグンと跳ね上がり25~6%というデータが出ておりますね。
なるほど、
後期高齢者には罹ったら危険っちゃあ危険ということですね。
以上のような記録を踏まえた上で、ワタクシの見解を申し上げるとですね、アルコール除菌や、アクリル板の設置等も有効っちゃあ有効なんでしょうが、根本は
ウイルスに付け込まれないようにする。
というのがワタクシの率直な感想。
万が一ウイルスの侵入を許したとしても、活動出来ない体作りの方を優先すべきではと思うわけです。
とまぁ、昨今、マスコミが騒いでいる新型ウイルス対策について思うのは、効果はあるかもしれませんが内容に関して
付け焼刃的のことしか言ってない。
ちょっと調べたらわかるようなことをなぜ、根本のことを言わないのか甚(はなは)だ疑問なんですよね。
まーでも、ワタクシのような高校の時に偏差値が36という、人として知能が虫とか草レベルの人間が思うようなことを分かった上で行動しているということは否めません。
結論としてワタクシが言いたいのは昨今のコロナ対策をした万全にするのも大切なことですが
腹減ったー。
疲れたわー。
何か寒いかも。
という身体の状態を避けると、より良くなるよ、ってことが言いたかっただけなんですよね。
バランス。
ギブ&テイクのバランスが崩れたと同時に人間関係も崩壊する。
どうも! ススキノの父です。
およそ5年ほど前、昨今まで続くウイスキーブームが始まろうという気配が世の中に流れだしたころ、ワタクシが所属する酒屋の倉庫には今では希少となったジャパニーズウイスキーたちが不良債権のごとく眠っておりました。
と、
ドラマ、『マッサン』のブレイクもあり、本格的にウイスキーが動き始めると、どこから聞きつけたのか色々な人がウイスキーを買いに訪れてこられましてね、当時、全て捌くには10年はかかるだろうと思われていたウイスキー達が、3か月もしないうちに倉庫から姿を消すこととなりました。
それは、
酒屋業界では既に常識となった毎月の仕入れ量がメーカーからの『割り当て制』になった今でも続いております。
そういうわけで、規模の大きな酒屋はジャパニーズウイスキーをメーカーから仕入れても、基本は売り上げの多いところから割り振ってゆくことになるため、一般の方はもちろん、個人店ですらに欲しいと思っても定価で手に入れるということはほぼ不可能となっているのが現状ですね。
それをふまえて、
時間を遡るとしましょう。
ワタクシがアルバイトをしている酒屋に在庫がまだ残っていた時のお話です。
当時、そこまでジャパニーズウイスキーの需要が高まっている中、一般の方や個人経営者の方問わず、当酒屋をメインで使っていないお客さんで買い求めに来た方のほぼ100%が
無いものだけを抜いてゆく。
『さすがに申し訳ないから、ちょっと他の物も買ってゆこう』なんていう思考を持ち合わせている方は皆無でした。
そうなるとどうでしょう、本格的に在庫数が足りない時にはメインで取り引きする飲食店を優先するため
買えなくなる。
で、『無いです』と伝えるとあからさまに不満の色を出すんですよ。
それを見ていると、どうして『無い』と言われるのがわからないのか? と、不思議に思うわけですね。
確かに、
ワタクシが勤める酒屋は規模が小さいので大手ほど割引は出来ないため、メーカー小売り希望価格になってしまい大手からすると100円弱ほど割高かもしれません。
こういった背景や昨今のススキノ事情もあり、一円でも安い方がいいよね? という気持ちもわかりますが、その一円をケチった結果
大きなものを失っている。
何故それに気づかない。
いやまぁ、自身が酒屋に身を置いているからということもあります。
ですが、ちょっと考えたらわかりそうなことなんですよね。
それをふまえて世の中のほとんどは
ギブ&テイクのバランス
で成り立っていると思うんです。
今回は商売の話でしたが、人間関係とて例に漏れずだと思うのです。
どうしても欲しい、長期的に今の関係を維持したいのであれば、一方的に搾取するだけではなく、相手のことも考えるということが重要となってくるのではないのかな? そんなことを思ってます。
まぁ、
なんだかんだで本日、オークションサイトで高値を付けている白州12年を仕入れることが出来ました。
酒屋パワー全開ですが、定価で買っておりますよ。
まぁ、
偉そうなことを長々と語ってきましたが、ワタクシも常日頃から気を付けないといけないということでもあるんですけどね。
祝日の概念。
会社が土曜休みというのは都市伝説。
どうも! ススキノの父です。
それに並び、有給、ボーナス、福利厚生ってのも同列です。
まーぁ、ワタクシが人として能力が低いから社会保障がしっかりしている会社に勤められないという意見を持たれると思いますが、
全くその通りでございます。
ま、まぁ……。
世の中的には『底辺』と呼ばれる会社を点々としつつ、流れ流れた先は『自営』という道ですよ。
そういった立場になると、ますます『祝日』という概念が無くなってくるんですよね。
と、
飲食店というものは基本『皆が休んでいる時に働く』ということと、ワタクシのようなススキノの住人ともなると『週末は稼ぎ時』ということが一般的になっておりましてですね、カレンダー的に赤かろうが黒かろうが
知ったこっちゃないんスよ。
金曜土曜は週末、それ以上でもそれ以下でもありません。
ワタクシの個人的な感想になりますが、週末ともなると店開けする足取りが軽くなるわけですよ。
それは、こんな世の中でも
比較的希望が持てるから。
とはいえね、期待を持ちつつ店を開けても実際スベった時のダメージは大きいというのが難点なのですが、それでも週末に期待をしてしまうのは商売人の性(さが)なのかもしれませんね。
世の中、
全国に点在する夜の街すべての飲食店経営者が、そういった思いを抱いているかといえば『否!』と言われるかもしれませんが、同じような感覚を持っている方は確実に居るんじゃないかと思ってますよ。
……ってだけのお話でした。
ランニングは無意味。
『コロナ禍でランニングをする人が増加』
どうも! ススキノの父です。
これは2020年6月の記事となります。ちなみにリンクは下記から
とまぁ、いつも同じコースを走っているワタクシから見ても去年の春先からランニングをする人が増えたなぁと感じております。
と、
『運動する』という行為について、行う理由は運動不足解消やダイエットと様々でしょうが、取り組む人が増えるとウエブ上ではランニングに関する情報というものが散見するようになりますね。
そうなると必ず出てくるのが
逆張り。
この話の流れで言うと、あえてランニングをこき下ろす文章も少なからずあります。
それが商業ベースではないブログで書いているのであればイチ意見のため、そういった感想を持つこと自体は悪いこととは思っておりません。
なぜなら
個人の感想だから。
嫌いな物は嫌い、それに文句を言うつもりはありません。
ランニングについて個人的に嫌だと感じたのならば、書いた人にとってそれが正解だと思うからですね。
ただ、
自身、思わず首を捻ってしまうものがあるんですよ。
それは、ランニングをこき下ろすのが
商業ベースの記事。
大概、そういったものは有識者的な人を盾にランニングのデメリットのみを並べ立て否定する。
内容は大体『取り組む時間の割にカロリー消費が少ない』とか『怪我しやすい』とかとか、自身が見た限りではテンプレでもあるのかと思うくらい同じような内容なんですよね。
確かに、
カロリー消費については一般的な成人男性が10㎞走ったとしても800㎉前後。
下手したら菓子パン3つで無かったことになってしまうカロリー消費量ですよ。
そして、
怪我についてもランナーというものは腰や膝を壊すというリスクと隣り合わせというのも事実です。
ワタクシとて何度も膝や腰を痛めたことだってあります。
ですがね、自身そういった実体験を経た結果、
ランニングって良いものだよ。
ということを胸張って言えますし多方面からツッコミを入れられた時、自信を持って受け答えは出来ると思います。
なぜなら
酸いも甘いも経験したら。
話を戻しますと、商業ベースの記事を眺めていると『ランニングをしたことが無い人が書いているな』という感想を持つ文章しか見たことがありません。
なぜなら記事の中に
『自身も実際〇年取り組みましたが』
という一文が入っていないから。
実際、走っているのなら文章のどこかしらに入れるはずです。
入っていないのはすなわち
想像だけで書いているから。
記事を書いた筆者の『逆張りすれば読んでもらえるだろう』そんな魂胆が透けて見えてしまうんですよ。
確かに、仕事で書いているのであれば目に止まりやすいということは重要ですし、商売ですからね。
とはいえ、自身が言いたいのは良いも悪いも
やってみてから論じるのが筋じゃないの?
なんて思ってます。
それを受けつつ、ワタクシは常に
地に足がついた文章を綴る
ということを心掛けた方がいいかもね、そんなことを思ってます。
それぞれの卒業。
まぁ、何というか。
どうも! ススキノの父です。
今回のお題は『卒業』ということですが、世の中には色々な卒業があっても良いと思っているのです。
まぁ、ワタクシの場合ですが40もとうに過ぎるとですね、なかなか世間一般的なものは無いのが現状です
が!
最近、YouTube上で動画を作り始めたことをきっかけに、とあること関し卒業……というか、あることを捨てました。
それは
羞恥心。
自身のチャンネルではタバコを巻いているところだったり、弾き語りを配信しておるわけですが、その中の弾き語りの模様を撮っている時に心境の変化がありました。
その前に、少しだけ注釈を入れますとですね、弾き語りに関しては20年ほど趣味でやっておったにも関わらず実力としては
何とか形になっている程度。
ということを前提に話を進めたいと思います。
『下手くそでもシチュエーションによっては楽しめるぞ!』というコンセプトでやっておるわけですが、最初の方は事前にみっちり練習し、本番もコードミスがあったら撮り直し。
そんなことを繰り返しておりましたが、次第にワタクシの中で
どっちにしろ下手くそなのに見栄を張らなくて良くね?
なんて感情が出て来ました。
『下手くそさ』を武器にしているのなら、とことん突き進もうと。
歌をトチろうがコードがグシャろうが知ったこっちゃありません。
そもそも
ギターを楽しむのは上手い人の特権じゃない。
技術では魅せられない下手くそは下手くそなりのやり方次第ってのがあるということを知って欲しい。
当初はそんなコンセプトだったじゃないか。
じゃあ、頑張る必要なんてないよねーってことで多少は事前に歌の確認はしますがOKテイクは
ほぼほぼ一発撮り。
自身の経験上、多少の失敗は気付かれません。
気付かれたことはありません。
そんなことを胸に秘め、毎日コツコツ動画を撮ってますよ。
ってだけのお話でした。
ちなみに、
ワタクシの動画に興味を持っていただいた奇特な方はYouTubeで『ひいじいCAFE』と検索をかけていただくと出てくると思いますよ。
死ぬかと思った。
『子猫貰ってきた!』
どうも! ススキノの父です。
ワタクシ、生れて2週間でアトピー性皮膚炎と診断されたそうです。
それから40ウン年経ちましたが気を抜くと持病が猛威を振るい、お肌が大変なことになりますが、現在では経験を元にうまく病気と付き合っておりますよ。
と、
ワタクシが10歳の頃でしょうか。
時はまだ昭和、今ではアレルギーという症状が広く認知される以前、ワタクシの周りでは
『アトピーは根性で治る』
なんて思想が蔓延しておりました。
牛乳、卵が食べることの出来ない人に、根性論で食べさせる担任という光景というものを何度となく目撃しておりましたし、それが当たり前だと思ってました。
まぁ、
それだけ『アレルギーによる障害』というものが軽んじられていたわけですね。
そんな中、『アトピー性皮膚炎』を持つ子どもを持つ母親だとしても、そんな認識だったのではないかと思います。
いやね、
今では『虐待』と言われても不思議ではない世相ですし自身の母親も、そのような認識ではなかったのだと思ってます。
動物アレルギーを持つ人に対し犬猫を近づけるという行為、それは現在においてはほぼ
殺人行為。
ですが、昭和の時代は『気合いで何とかなるでしょ?』という風潮。
とはいえ、あくまでワタクシの生きる世界の話ですがみたいなノリでしてね、アレルギーというものに関して軽んじられていたように思われます。
で、
とある日、当時は小学生だったワタクシが学校から帰ってきた時に見たのは茶の間のソファーの中心でスヤスヤと眠っている仔猫でした。
「かーちゃん、この猫どうしたの?」
『なんかさー、急に猫が欲しくなって貰ってきた』
当時、北海道新聞には里親募集というコンテンツがあり飼いきれなくなった、とか、子どもを沢山産んだから誰か貰ってくれない? 的なことが紙面に載せられておったわけですよ。
「ふーん、可愛いね」
その日は『なるほどな』くらいで終わったのですが、次の日から地獄が待っておりました。
それは、
体が痒い上に尋常じゃなく目が腫れる、鼻水と涙が止まらない。
でした。
現在では完全に『猫の毛によるアレルギー反応』が原因なのですが、ワタクシも母もオロオロするばかり。
とりあえず皮膚科から貰った薬をキメてやり過ごすという日々が続いたのですが
それから三か月後。
症状がすっかり納まってしまいまい、猫の腹に顔をうずめても全く痒くなくなったんですよね。
当時は『気のせいだったんだ』という認識しかなかったのですが、アレルギーの恐ろしさが認知されている現在だと一歩間違えたら殺人ですよ。
上記の件は『たまたま』運が良かったのかもしれませんが、思い返すと
毒を以て毒を制す。
って格言は、あながち間違いじゃないのかなぁと思った次第です。
まぁ、オススメはしませんがね。
クラゲのようにユラユラと。
流れ、流れて、流されて。
どうも! ススキノの父です。
ワタクシは今から12年前、31歳の時にがんばるのを止めました。
その一年前、転職活動を焦ったためにブラックを通り越して漆黒の会社に勤めてしまいましてね、肉体的にも精神的にも搾取された挙句、ボロ雑巾のように捨てられたからです。
その後、既婚者にも関わらず1年間のニート生活をしておったわけですが、布団から起き上がれない生活の中、天井をぼんやりと見つめながら思いました。
……がんばるのをやめよう。
まーぁ、運よく理解ある配偶者に恵まれたというのと、ワタクシに原因があり子宝に恵まれなかったということもあり、これからの人生は夫婦二人で最低限の生活さえ出来さえすればよい、という考え方になりました。
それもあって、仕事を選ぶ基準は
楽しいか、楽しくないか。
時給が安かろうが楽しければそれでよい。
夫婦2馬力で働いていれば贅沢は出来ないのですが、それなりの生活は送ることが出来ますからね。
と、
なんだかんだ流れ、流れているうちに、ひょんなことからススキノで自分の店を持つことになりました。
このご時世、自営業というものは苦難の連続でしたが、それも楽しめてしまったためストレスにはならなかったんですよね。
そんな中、お客さんも順調に増え始めた5年目を迎えた去年、青天の霹靂だった喜ばしくないイベントが
コロナですよ。
緊急事態宣言と供にススキノから人の姿が消え、ワタクシの店も休業を余儀なくされました。
突然のごとく降ってわいた大人の長期休暇。
ネットニュースやマスコミが報道するのは、それぞれの立場から感じたことを思い思いに言っている記事が並んでました。
まぁ、
ススキノに身を置く自身としてはピンチっちゃあピンチですが、もうね、一般ピーポーが何を言ってもしょうがないですし、声を上げたところでストレスを溜めるだけで何も好転しないわけですよ。
そんなわけでワタクシ
流されることにしました。
クラゲのようにユラユラと漂いつつ出来ることをする。
どうせ休まないといけないのなら時間を有効活用しよう。
コロナ前、安定しない経営を何とかしようと一心不乱で走りつづけてきたため、有り余る時間を使い、色々な物を見ようと思ったわけですね。
それは、
知識だったり、はたまた人との距離を保ちながら近所の風景を見ること。
そういった取り組みはワタクシの中で色々と新たな発見をすることが出来ました。
札幌、というか北海道は
2月いっぱいで形的にはコロナを警戒しつつですが、何となく日常を取り戻せそうだと正式に発表がありましたね。
とはいえ、蓋を開けたらどうなるかわかりませんが、去年得たことを有効活用出来たらいいな、そんなことを思ってますよ。