ひいじいCAFEランニングブログ

日々のランニングの記録です

一人の男がバーのオーナーになるまで。 その5

【date:2015.2.14】
-知ってもらおう!-
「私、秋にバー開業するんですよ。」
『へぇー! そうなの! で、いつ?』
「えっと10月末を予定してます。」
『ススキノでやるの? てか場所決めた?』
「ススキノは決まってるんですけど、箱はまだとれないんですよ。」
『そうなんだー。決まったら教えてよ!』
「あ、是非!」
『ちなみにねー、◯◯ビルと◯◯ビルはやめといたようがいいよ。あんまりいい噂聞かないから。』
「そうなんですか。」
『なんか困ったことあったら相談に乗るよ!』
「ありがとうございます!」
商工会議所の講義の中で
『とりあえず宣伝だ!』
ってことを言っていたのでここ一年、実践しております。
じわーっと仲良くなったらすかさず宣伝。
そうすると色んな情報が集まってきます。
ビルの選び方、客のつかまえ方、仕入れの目安、売上の目安、とるべき資格、等々
客先でも開業することは言って(社長の許可はとってます。)いますが、どのお客さんも自分のことのように相談に乗ってくれます。
まぁ、自分なりに人ととなりはちゃんと見てからにしてますが。
この一年で知識だけはかなりの量と名刺が手に入りました。
私の貴重な財産と共に、皆さんに感謝です。
さて、残り1年は軽く切った。
悩んでいてもしょうがないので、あとは突っ走るだけです。
 
 ▢■▢
 
 どうも! ススキノの父です。
 
 ワタクシ、昭和生まれの古い人間なので開業に向けて動くまでは『不言実行』が美徳だと思っていました。
 ところが、起業セミナーで学んだことや、開業に向けての準備をしているうちに人知れず行動することって
 
 めっちゃ効率が悪い
 
 という結論に達しました。
 そもそも、不言実行が美徳とされていた理由がわかりません。
 まぁ、憶測の域を脱しませんが、奥ゆかしき日本人の気質が人にアピールするということを嫌ったからかもしれませんね。
  
 昔と違い、
 
 時代そのものが変わってきているんじゃなかと思います。
 今では、自身が『したい』『こうなりたい』と目標を立て、動く時にはとにかく口に出すことにしております。
 開業前は何かやろうと思い、誰かに相談なり決意なり言おうとしても
 
 失敗したら笑われる
 
 という感情が先に立ち、思い悩んでいるうちに頓挫(とんざ)してゆくということを繰り返しておりました。
 でもね、他人に言ってしまうと、ほどよいプレッシャーがかかり、それが原動力となることを学びましたし、例え失敗しても
 
 他人はそこまで気にしてないんですよ。
 
 下手したら決意を言われたことすら忘れていることすらあります。
 やりたいと思ったら絵空事でも他人に言う、それが動くキッカケになるかもしれませんよ。